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はじめに
・登山・トレッキング・ハイキングの違いって?
突然ですが、登山・トレッキング・ハイキングの違いってご存じですか?
実は何を目的にしているかの違いなんです!
【登山】
山頂に到達することが目的です。登る山によっては本格的装備が欠かせません。
【トレッキング】
山歩きをすることが目的です。山頂に到達することにこだわりません。
【ハイキング】
散策することが目的です。場所は山に限らず散策したい場所を歩きます。
自分の持っている道具や服、その日のスケジュールや体調に合わせて自由に楽しみましょう!
山に登ってみると、普段見られない景色に感動すること間違いなしです!
とっても綺麗な景色が見られたとき、登ってきた疲れが一気に吹っ飛びます♪
登山の持ち物(日帰り)
・三種の神器(登山靴・ザック・レインウェア)
登山をするなら三種の神器は登山用の物を準備することをおすすめします。
では簡単に3つのアイテムをご紹介していきます。
登山靴
登山すると考えたときに1番はじめに思いつくのが登山靴ではないでしょうか。
もちろんスニーカーなどで登れる山もありますが、間違いなく山を歩くのであれば登山靴を履いたほうが歩きやすく怪我をしにくいと思います♪
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ハイカット・ミドルカット・ローカットなどがありますが、初心者さんは足首を支えてくれるミドルカットあたりから挑戦してみると良いかなと私は思います。
私がはじめて登山に挑戦したときはミドルカットを使用しました。
はじめてで足首も鍛えられていないので足首のサポートに助けられました!
下山の時はミドルカットでなければ捻挫していたなと思います(笑)
サイズ選びも悩ましいですよね。これは私が全力でお伝えしたいことなのですが、初心者の方や知識がまだあまりない方は『店員さんに相談する』これ一択です!
メーカーやモデルで特徴があったりもするので1人で悩むよりプロにアドバイスをもらったほうが良いものが見つかると思います♪
知識としては自分の足のサイズ+1㎝くらいのものを選ぶのが良いと言われています。厚手の靴下を履くことも多く、余裕がないと下山の際につま先があたってしまい爪が割れてしまうこともあるので、必ずフィッティングをして歩いてみましょう。
足のサイズを測ってくれたり、試し履きをさせてくれたりするので恥ずかしがらずに声をかけちゃいましょう!
ザック
次は荷物をいれるためのザックです。
荷物が入ればなんでもいいじゃん!と思いがちですが、大きさや自分に合うものを探すことによって疲れ具合もずいぶんと変わります。
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そしてこれまた言いたいことはひとつ。
初心者の方や知識がまだあまりない方は『店員さんに相談する』ことです!
また店員さんに投げっぱなしかよ!って思われちゃうかもしれないですが、私の失敗談から導かれた答えです(笑)
ザックの選び方は大きさ(容量)と背面長で決めていきます。
首の後ろの突起している骨から腰骨の長さとザックの背面の長さが合うものをチョイスします。
ほかにもザックには色々なベルトやストラップが存在します。普段使っているリュックサックとは背負い方も変わってきます。なので使い方・背負い方なども店員さんに聞きながら選ぶことをおすすめします!
雨の日に使うザックカバー(ザックの雨カッパですね)というものも一緒に準備できると安心。
ザックとセットのものもあるので気になるザックがあったらチャックしてみましょう!
レインウェア
最後はレインウェアです。急な雨はもちろん寒いときにウィンドブレーカーのように風を防ぐ用途としても活躍します。上下セットで常にザックに忍ばせておきましょう♪
はじめての登山の時は実は持っていませんでした。お高すぎて靴とザックだけでいっぱいいっぱいでした。天気予報をチャックし快晴の日に低山へ行きました。登山道具を揃え始めるとお金が結構かかります。なので自分の持ち物の現状と行き先をすり合わせることも大事かなと思います。
三種の神器が揃うと早く山に行きたくなってきますよね♪
ちなみに私はお金がなくて一気に揃えられなかったので、ワークマンの商品などで代用をしたりしていました。もちろん性能が多少違ったりもするのですが代用しながらギアを揃えていった感じです!ずっと宝くじ当たらないかな~って思ってました(笑)
・頑張って準備しておきたいもの
飲み物 | だいたいの必要な水分量(ml)=『(荷物の重さ+体重)×5×行動時間』と言われています。 体重が50㎏の人が5㎏の荷物を背負い、6時間の登山をする場合 (50+5)×5×6=1650ml 1.6ℓくらいの水分が必要になります! 個人差もありますし、季節や気温でも変わってくると思いますので目安にしてみてください♪ |
行動食 | 登山中のカロリー摂取のため。おすすめは持ち運びのしやすいもので高カロリーなもの。代表的なものはチョコレートや羊羹など。私はウイダーインゼリーがお気に入りです。(ちょっと重たいけど) |
ゴミ袋 | ゴミは自分で持ち帰りましょう。 |
ティッシュ | ウェットティッシュやトイレットペーパーなども持っていると便利です。山ではトイレに紙があるとは限りません。 |
タオル | 汗拭きなどのほかに、怪我をしたときなどにも使えます。私は手ぬぐいを使用しています(すぐ乾いてかさばらないのでお気に入りです) |
携帯電話 | スマートフォンなど。登山ルートの確認や連絡手段として。写真や動画を撮ったりもします。 |
モバイルバッテリー | 写真を撮ったり、最近だとスマートフォンで地図アプリを見たりできるので電池がなくなってしまうことは避けたいところです。遭難をした際もスマートフォンの電池があると無いとでは大きく変わってきます。 |
ヘッドライト | 万が一、下山が遅くなってしまった場合や遭難をしてしまったときに居場所を知らせるためにも使えます。 |
地図 | 登山ルートの確認のため。理想は地図を読めることですが、GPSで登山ルートが確認できるアプリがあります。ルートを外れた際にはお知らせなどもしてくれます。 |
お金 | 山小屋でご飯を食べたり飲み物を買ったりするため。山のトイレは有料の場所もあります。 |
保険証 | 身元確認ができる。怪我などをして病院へ運ばれた際にもスムーズに治療が進められる。 |
トイレットペーパー、少なくともティッシュは必ず持っておいて損はないです!実際にトイレットペーパーがなくて焦ったことがあります(笑)その際は持っていたティッシュで対応しました!お腹弱い人は必ず持っていきましょう!(笑)
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トイレットペーパーをロールで持ち歩く際はケースに入れたりすると使い勝手がいいですよ♪
私はジップロックに入れちゃっています(笑)雨の時も安心で何でもかんでもジップロックを愛用してます。おしゃれ度は下がります(笑)
・あると便利なもの
常備薬 | 痛み止めや普段飲んでいるお薬など。ロキソニンなどの鎮痛剤は怪我をしたときなど役に立つのでしのばせておくと良いでしょう。お腹弱い系ハイカーは下痢止めの持参を強くおすすめします(笑) |
日焼け止め | 標高が1000m上がると紫外線量は10~12%増加すると言われています。日焼け対策が必ず行いましょう!顔・腕・首のほかに忘れやすいのが耳。忘れずに塗りましょう。 |
虫よけ | 特に夏。そして特に樹林帯には虫が多いです、低山などに夏登るともれなくアブやハチと遭遇します。虫が苦手な人は虫よけスプレーなどで対策をしてみましょう。 |
サングラス | こちらも紫外線対策です!とにかく山頂付近はさえぎる物がありません。紫外線から目を守るためにも持っていると便利です。ちなみに風が強いときなども多少は目を守ってもらえます。 |
携帯トイレ | 緊急事態用です。基本的にはトイレを使用しますが万が一のために持っていると気持ち的にも余裕がうまれます。土に埋めてしまったりすると山の環境を変えてしまったりするので、今や簡易トイレを使用することは登山をする上でのマナーと考えてよいと思います。 |
ファーストエイドキット | 怪我などをした際の最初の処置(応急処置)をするための道具セットです。自分で揃えるもよし、ファーストエイドキットは色々なメーカーさんからも発売されているので購入するのもよいかもしれません。そこから自分好みにカスタムしていくのも良いかもしれません。 |
グローブ | 防寒対策や岩などを掴む際の手の保護。 |
トレッキングポール | 手で持つポールです。両手に持てば簡単に言えば四足歩行のようなもので足だけでバランスを取っていたものを、手に持っているポールでバランスをとるアシストができるので体への負担が減ります。 |
エマージェンシーシート | 災害時などに体に巻き付け体温が下がることを防ぐもの。いざというときにこのシートを持っているかで生存率は変わってくるち言われるくらいです。コンパクトで軽いのでザックに1つは入れておけるといいかなと思います。 |
着替え | アフター登山の楽しみといえば温泉に入ることです!お風呂に入ったあとは綺麗な服に着替えて快適に帰宅しましょう。お風呂セットも持っているといいかもですね♪ |
体力に自信がない方はトレッキングポールを使ってみると少し楽に歩けるかもしれないです♪私もちょっと大変そうな行程になるかな?と思うときはコンパクトに収納できる折りたたみタイプのものをザックに入れていきます!
・はじめては低山がおすすめ
基本的な装備はどこの山へ行くときも変わりはないのですが、やはり平地から遠くなればなるほどリスクもあがるので登山入門者におすすめするのが低山への登山です♪
単純に生活圏内が近くにあるというのは入門者にとってマイナスに働くことはないと思います。登山時間も短く天気も読みやすいですし、自分にどれだけの体力があるかも確認できるので次の山に登る登山計画を立てる際にも活かせますよ♪
ロープーウェイがある山もあります。下山はロープーウェイ使っちゃお♪などその時の体調や気分でロープーウェイを使って楽をすることもできちゃいます!私も一人で登る時はその時の気分で楽しちゃうこともあります(笑)
前日までにやっておきたいこと
・目的地の下調べ
登山ルートはもちろんのことですが、目的地までの道のりについても下調べをしておきましょう。
- 登山ルートの確認
- 自宅からも目的地までの所要時間
- 駐車場の有無(何時から停められるのか、何台停められるか)
- 駐車料金
- 電車の時間(乗り換え時間もチャック)
- 行くまでの間に寄れるコンビニがあるか
- 下山後に行く温泉の場所
などなど、気になることは片っ端から調べてしまいましょう。調べて損することはないです(笑)
私はガソリンスタンドの場所まで調べちゃいます。心配性なので(笑)
登山ルートは入念にチェックをしましょう!地図アプリで往復何時間かかるのか、山小屋はどこにあるのか、危険個所はないかなどしっかりと予習をしていきましょう。
・天気予報のチャック
山のお天気アプリがありますので活用してみてください!平地と山の天気は異なることが多いです。100m標高が上がるごとに0.6度も気温が下がると言われています。夏でも山頂では肌寒く感じることもありますので、平地の気温だけでなく山の気温をチェックしておきましょう。
ここで大切なのは天気が怪しければ無理をせず、中止や延期にすることです。
自然の中ではあまりに人間は無力です。いくら備えがあっても太刀打ちできない悪天候などもあります。初心者は特に知識や経験が乏しいので不安のあるコンディションの時は無理をしてはいけません。
せっかくの楽しい登山なので笑顔で無事に下山をすることが一番です♪
山の天気は変わりやすいと良く聞きますが本当に急変します。できる限りの情報を集め当日焦らないでいられるように備えておきましょう♪私は今でも天気が少しでも怪しいときは行きません。心配性なので(笑)
・登山届を提出しよう
登山届(登山計画書)は必ず提出をしましょう。
登山届(登山計画書)とは、登山ルートや荷持ち物や同行メンバーなど、どんな計画で入山するのかを記した計画書です。
地域ごとに提出方法が決まっている場所もありますが、オンラインで簡単に提出できる場合もあります登る山の山域の提出方法を確認しましょう。
登山届を出さなければならない理由は、遭難があったときに迅速に救助活動を行うためです。
何一つ情報がないところから遭難者を探すというのは非常に難しいです。広い広い山の中で人を探すというのは簡単に想像ができるほどに難易度が高いですよね。
ですが登山届である程度の情報があれば、何時にここから登り始めているから恐らくこのあたりまでは登っているだろう。ならばこの辺をまず探してみよう。という予測を立てて救助が始められます。
つまり自分の身を守るためにも登山届はとても大切になります。
登山届の提出が義務化されている場所もあり、未提出で山岳事故にあった登山者が罰金を課された事案もあります。義務化されていない場所も含め、必ず登山届は提出しましょう。
登山届以外にも、家族などに行先や下山予定時間もしっかり伝えましょう。下山予定時間をすぎても連絡が取れない場合はご家族が警察へ連絡をしてくれるでしょう。できることなら『今山頂についたよ』などこまめに連絡をしておくと万が一の時に役立ちます♪
・お腹弱い人必見!トイレの場所
はい。お腹弱い系の方!!!これはもう絶対に必須です!(笑)
私がチェックするのは目的地までの道のりにトイレがどこにあるかです。まずは向かう道中でもお腹の心配をします(笑)
そして登山口付近にトイレがあるか。そして山小屋にトイレがあるか。山小屋までは何時間あるのか。山頂でご飯を食べてもトイレは大丈夫か。などお腹弱い系ハイカーは常にトイレのことを考えています(笑)
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トイレトイレうるさいと言われそうですが、お腹弱い系ハイカーにとっては一番気がかりなことです(笑)実際、登山開始5分後からお腹の調子が悪くなり下山までかなり早歩きで進んだことがあります。正直、景色どころではありませんでした(笑)
万が一の時に備えて携帯トイレはザックに入れていきましょう♪
さいごに
・一番大切なことは楽しむこと
何も考えず行き当たりばったりは山では危険なので計画はしっかり立てましょう。
とはいえ難しく考えすぎてつまらくなってしまっては本末転倒。準備をしっかりしたらあとは全力で楽しみましょう。日常では体験のできないことがたくさんあります。
不便さを感じることもあると思いますが、それも含め登山であり楽しさなのです♪
山登りはたくさん歩きます。登りが辛く感じることもあると思います。辛く厳しく感じる時、人間は視線を下に落としがちです。辛いときこそ視線を上に向けてみてください。これから向かう山頂が見えたり、綺麗な空が見えます。綺麗なお花が咲いていたり、野生動物が見られることもあります。
すれ違うハイカーさんたちと挨拶を交わし、時には励まし合い、人の温かさを感じることもできます。
ぜひせっかく大変な思いをして山に登るのですから、一緒に思いっきり楽しみましょう♪
私のはじめての登山は『筑波山』でした。はじめての登山とあってすごくドキドキしました。入門編の山で初心者におすすめって書いてあったので選びました。
感想は、ほんとに初心者向け?すっごい辛かったですけど!!でした(笑)山を歩いたことがなかったので登山がこんなに疲れるものだって思ってもいませんでした。
でも辛かったのに下山してみると、次はどの山に行こうかなって考えていました。私は辛さも含めて楽しめていたようです♪